12日AFP通信などによると、モロッコの首都ラバト近くの海岸都市で、80代のフランス人女性観光客が男性の攻撃を受けて死亡した。彼女の夫も攻撃を受けて病院に運ばれたが、命に別状はなかった。
加害男性は、何の理由もなくフランス人女性を石で攻撃した。加害者は現地警察に逮捕、拘禁され、精神が不安定な状態であることが分かった。
当局は事件について綿密に調査している。
モロッコでフランス人観光客が殺害されたのは今回が初めてではない。1月にもモロッコ南部の都市のある市場で79歳のフランス観光客が凶器で刺されて死亡したりもした。
モロッコはアラブ圏国家で初めてアフリカ大陸初のベスト4入りを果たした。フランスとスペイン両方の植民地を経験したモロッコは、アラブ人が約65%のイスラムスンニ派国家だ。モロッコの観光人口は、フランス人が大多数を占めているという。
これに対して韓国のソンムン(鮮文)大学政治・国際学科のイ・ウォンサム教授は13日、YTNラジオとのインタビューで「モロッコはまだ経済的に西欧強国に隷属している」とし「サッカーでフランスとスペインに勝つというから人々がとても興奮する。祭り程度ではなく、興奮のるつぼだ」と説明した。
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