韓国与党、梨泰院事故で医療車両の到着を遅延させた議員を猛非難…「過去最悪のパワハラ」(画像提供:wowkorea)
韓国与党、梨泰院事故で医療車両の到着を遅延させた議員を猛非難…「過去最悪のパワハラ」(画像提供:wowkorea)
韓国与党「国民の力」はイテウォン(梨泰院)での事故の当日、ミョンジ(明知)病院の災難医療チーム(DMAT)の出動を遅延させたと批判されている医師出身のシン・ヒョンヨン「共に民主党」議員を猛非難した。党内で医療法違反の規定に反したかどうかを問い、告発の措置に出る方針だ。

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20日「国民の力」院内対策会議でイ・ジョンソン議員は、「梨泰院事故の当日、明知病院の災難医療支援チームが出動する過程で、シン議員を乗せるため約20~30分現場に遅れて到着したという事実が明らかになった」とし、「今回の事件は過去最悪のパワハラであり職権濫用」と強く批判した。

イ議員はまた、「災難医療支援チームは応急医療に関する法律に基づき多数の死傷者が発生した事故において迅速に対応するため国が指定・運営する災難対応システム」とし、「今朝、シン議員が梨泰院事故の国政調査特別委員会の委員を辞退したと報道されたが、これで終わる事項ではない」と述べた。

そして、「関連法によると、応急医療を妨害した者は5年以下または5000万ウォン(約527万円)以下の処罰を受けるようになっている」とし、「保健福祉部(部は省に相当)は直ちに明知病院に対する特別監査を通じ、DMAT車両の呼び出しの経緯と乗車および利用経緯などを詳細に明らかにし、それに対する責任を問うべき」と求めた。

「国民の力」は党内でシン議員に対する告発措置を議論する予定だ。きょう院内対策会議を終え、記者らに会ったチュ・ホヨン(朱豪英)院内代表は、「シン議員が国政調査委員を辞退したが、まだ告発するかどうかは党内で意思決定できていない」と話した。
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