「テ・ジナ息子Eru」3か月前にも飲酒運転？…Eruをかばった「同乗者」女性プロゴルファー、検察送致

今年9月、飲酒運転の疑いで立件された歌手兼俳優のEru（イル）の代わりに「私が運転した」と供述した女性プロゴルファーが「運転者すり替え」（犯人逃避の疑い）で検察に引き渡された。

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21日、警察などによると、ソウル・ヨンサン（龍山）警察署は先月18日、犯人逃避の疑いで女性プロゴルファーA氏をソウル西部地検に送検した。これに先立ち、9月5日、A氏はEruの飲酒運転疑惑関連警察の調査で「私が直接運転した」と話した疑いが持たれている。

Eruはアルコール測定を行なったが、処罰するほどの数値が出ておらず、彼もまた「同乗者A氏が運転した」と容疑を否認していた。A氏も本人が運転したと供述している。

しかし、監視カメラなどを確認した警察は、Eruが居酒屋から出て、運転席に乗る場面を確認していた。しかし、時間が経って酔いが覚めたり、一定数値以下の場合、飲酒運転当時の血中アルコール濃度を計算する「ウィドマーク」でも有意な数値が出てこなかったため、Eruを不送致決定し、犯人逃避を教唆した証拠も十分ではないと判断し、不送致した。

一方で、自身が運転したと陳述したA氏に対して警察は、「Eruの飲酒運転疑惑が立証されなかったが、罰金以上の犯罪を犯したことを知りながらこれを隠したとすれば犯人逃避罪に該当する恐れがある」として疑惑が認められると見て検察に送致した。

一方、Eruはこの事件とは別に、19日午後11時45分ごろ、ソウル・ヨンサン（龍山）区・カンビョンブク（江辺北）路・クリ（九里）方向のトンホ（東湖）大橋付近で飲酒運転交通事故を起こした容疑（道路交通法違反の疑い）を受けている。当時、Eruの血中アルコール濃度は免許停止に当たる数値（0.03%以上0.08%未満）だ。

これに対し、Eruは来年出演予定だったKBS2TVの新連続ドラマ「秘密の女」から降板した。 彼は「私の誤った行動によって皆さんにご心配をおかけしたことをお詫びする。 20日に報道された飲酒運転の事実について、弁解の余地がない」とし、「すべての芸能活動を中断し自粛する時間を持つ」と謝罪文を発表したりもした。

Eruはトロット歌手テ・ジナの息子で、2005年に歌手デビュー、「黒い眼鏡（Black Glasses）」という曲をヒットさせた。