羅卿瑗、元議員(画像提供:wowkorea)
羅卿瑗、元議員(画像提供:wowkorea)
国民の力(与党)が次期党代表を‘党員投票100%’で選出するルール改正に本格的に着手した中、21日に与党支持者を対象にした‘党代表選好度調査’でナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元議員が1位を占めたことが分かった。

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ニューシスが国民リサーチグループとエースリサーチに依頼し、全国満18歳以上の男女1001人を対象に‘国民の力の次期党代表として誰が最も適していると思うか’と尋ねた結果、国民の力を支持すると答えた回答者のうち26.5%が羅元議員を選択した。

続いて、アン・チョルス(安哲秀)議員15.3%、ユ・スンミン(劉承旼)元議員13.6%、キム・ギヒョン議員10.3%、チュ・ホヨン(朱豪英)院内代表9.4%、ファン・ギョアン(黄教安)元国務総理5.3%、クォン・ソンドン(権性東)議員4.3%、チョ・ギョンテ(趙慶泰)議員1.7%、ユン・サンヒョン(尹相現)議員1.1%の順だった。

一般国民に回答対象を広げると‘非ユン・ソギョル(尹錫悦)’の党代表候補である劉承旼元議員が36.9%で1位だった。羅元議員は一般国民対象の世論調査でも2位(14.0%)を占め、現役議員より高い支持率を記録した。この他、安哲秀議員(11.7%)、朱豪英院内代表(5.7%)、キム・ギヒョン議員(5.6%)、黄教安元国務総理(4.1%)、権性東議員(2.5%)、尹相現議員(1.2%)、趙慶泰議員(1.0%)の順だった。

今回の世論調査で目立つのは‘院外候補’である羅元議員の勢いが強いことだ。羅元議員は‘支持者世論調査’で1位、‘一般国民世論調査’で2位を記録した。羅元議員は最近、記者団に送った声明で「党大会のルールは現在、党指導部がしっかり判断して決める事項である。私は現在取り上げられたり、出馬を準備しているどの党代表候補とも、いわゆる連帯をするつもりはない」と明らかにした。これは全党大会出馬の可能性を残しているといえる。

キム・ギヒョン議員や安哲秀議員などのいわゆる‘メジャー級候補’たちが‘選挙方式のルール改正’をめぐって舌戦を繰り広げているが、彼らの支持率順位は大きな変動がない状況である。

クォン・ヨンセ(権寧世)統一部長官、ウォン・ヒリョン(元喜龍)国土交通部長官が党代表に挑戦するかどうかも今後の‘党心’に影響を及ぼすものと予想される。権長官は首都圏の4選議員で党内支持基盤が厚く、元長官は貨物連帯ストに積極的に対応し、良い反応を得ている。一部では‘親尹系党代表候補’たちが相次いで出場する場合、‘親尹系’の票が分散され、むしろ‘非尹系’の得になるとの恐れも出ている。

共に民主党(野党)支持層の間では劉承旼元議員が58.3%で過半数を超える支持を受けた。支持政党のない無党派層では劉承旼元議員41.2%、安哲秀議員13.9%、キム・ギヒョン議員4.7%などの順で、支持政党別に国民の力党代表選好度に大きな差を見せた。

これに先立ち、国民の力は19日、党憲・党規改正を通じて世論調査時に‘逆選択防止条項’を明文化すると明らかにした。‘逆選択防止条項’が導入されると、他の党支持層を排除することができ、党心の行方が今後の国民の力の世論調査に大きな変数として浮上するものと予想される。

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