◇検察が最大野党代表に28日の出頭要請 市長時代の疑惑に絡み 革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表がソウル郊外・京畿道城南市の市長だった時代にオーナーを務めたプロサッカークラブ、城南FCへの寄付金を巡る疑惑に絡み、水原地検城南支部が李氏に事情聴取のため28日の出頭を求めたことが22日、分かった。この疑惑は、李氏が城南市長時代の2016~18年にNAVER(ネイバー)や斗山建設などの企業から城南FCに対する寄付金およそ160億ウォン(約16億5000万円)を引き出し、これら企業が建築の許認可や土地の用途変更などで便宜を受けたというもの。李氏はこの疑惑に絡み18年に当時の野党「正しい未来党」などから告発され、第三者供賄の容疑が持たれている。◇一定基準満たせば屋内のマスク着用義務を「勧告」に 防疫当局が方針 政府と与党「国民の力」は22日、新型コロナウイルス対策として維持されてきた屋内でのマスク着用義務の解除を話し合う協議会を開いた。この席で防疫当局は、一定の基準を満たす場合は現行の着用義務を着用勧告に変更する方針を示した。ただし、療養施設や病院、薬局、社会福祉施設などでは引き続き着用を義務付ける。国民の力の成一鍾(ソン・イルジョン)政策委員会議長が伝えた。政府は23日の中央災難(災害)安全対策本部の会議でマスク着用義務の調整案を発表する計画だ。◇ソウル雑踏事故 捜査本部が管轄消防署長の逮捕状請求へ ソウル市竜山区の梨泰院で158人が死亡した雑踏事故を巡り、警察庁の特別捜査本部は、消防当局の現場指揮責任者だった竜山消防署のチェ・ソンボム署長のずさんな対応が人的被害を大きくしたとの結論を下し、近く逮捕状を請求する方針だ。同本部の関係者は22日、「竜山消防署長のずさんな救助指揮が被害拡大の重要な原因になった」とし、チェ氏を逮捕して捜査する方針を示した。同本部は、消防当局の勤務記録や現場の防犯カメラの映像などを分析した結果、チェ氏が事故当日の10月29日、現場に到着した午後10時28分から指揮権を宣言した午後11時8分までにこれといった措置を取らなかったと判断した。◇YGエンタ創業者が一審で無罪判決 捜査妨害の脅迫罪 所属アーティストに対する違法薬物疑惑の捜査を妨害する目的で証人を脅迫した罪に問われた大手芸能事務所YGエンターテインメントの創業者で前代表プロデューサーの梁鉉錫(
ヤン・ヒョンソク)氏に対し、ソウル中央地裁が22日、無罪を言い渡した。地裁は「被告が被害者(証人)に具体的、直接的に害悪を告げながら脅迫したとみるには、証拠が不十分だ」と述べた。
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