韓国軍合同参謀本部はこの日、取材陣への告知を通じて、「韓国軍はきょう午後4時32分ごろ、北朝鮮がピョンヤン(平壌)のスナン(順安)一帯から東海上に発射した短距離弾道ミサイル2発を捉えた」と発表した。
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮の弾道ミサイルはそれぞれ約250キロと約350キロを飛行した後、日本海上に着弾した。米韓情報当局が飛行距離、高度、速度などの諸元を総合的に分析中だ。
今回の挑発の背景は、米国が北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射をめぐって国連安全保障理事会議長声明の採択を議論したことはもちろん、ロシアと北朝鮮の武器取引の事実を発表したことに対する北朝鮮の反発であると解釈される。
韓国軍合同参謀本部は「北朝鮮の弾道ミサイル発射は、朝鮮半島はもちろん国際社会の平和と安定を害する重大な挑発行為であり、『国連安保理決議』に対する明白な違反でこれを強力に糾弾し、即刻中断することを要求する」と主張した。
また、「韓国軍は北朝鮮の追加挑発に備えて、米韓間の緊密な協力のもと関連動向を追跡監視し、北朝鮮のいかなる挑発にも圧倒的に対応することのできる能力を基礎に、確固たる準備態勢を維持していく」と付け加えた。
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