尹大統領「北のいかなる挑発も確実に征伐」…「核があるからといって恐れてはならない」

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は28日「北朝鮮のいかなる挑発も、確実に征伐（せいばつ）・報復せよ」とし「それが挑発を抑止することのできる最も強力な手段だ」と指示した。

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尹大統領はこの日の午後、緊急会議を開き「北朝鮮に核があるからといって、恐れたりためらってはならない」として、先のように語ったと、キム・ウネ（金恩慧）大統領室広報首席秘書官が伝えた。

尹大統領は去る26日、北朝鮮の無人機による領空侵入当時に関連報告を受けた時も、韓国軍の対応に「激怒」したことが伝えられている。特に27日には、韓国軍が北朝鮮の無人機を1機も撃墜できなかったことに対し、イ・ジョンソプ（李鐘燮）国防相に「これまでいったい何をやってきたのか」と強く「叱責」したという。

このことについて、韓国大統領室の関係者は記者たちに「わが軍に対し大統領は限りない信頼を送っているが、その信頼の基となる期待の水準を満たしていないことに対するものであり、また綱紀がゆるみ訓練が非常に不足なのではないかと叱責し注文したものだ」と説明した。