雑踏事故の現場を訪れ犠牲者を追悼する市民(資料写真)=(聯合ニュース)
雑踏事故の現場を訪れ犠牲者を追悼する市民(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部は3日、ソウル市の繁華街、梨泰院で昨年10月に発生した雑踏事故に巻き込まれて負傷し、同年12月に自殺した男子高校生(当時)を事故の犠牲者に含めると発表した。 これにより政府が集計した同事故の死亡者数は158人から159人に増えた。 関連法や医療分野の専門家の意見を聴取した結果に基づき、事故との直接的な因果関係が成立することが認められると判断したという。ほかの犠牲者と同様に、遺族には弔慰金が支払われ、葬儀費用が補助される。 生存者だった高校生は事故に一緒に巻き込まれた友人2人が死亡するなど、事故後にトラウマを抱えカウンセリングを受けていたが、昨年12月12日に遺体で発見された。
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