【ソウル聯合ニュース】韓国野球委員会(KBO)事務局は4日、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表メンバーを発表した。米大リーグでプレーする3人の内野手と韓国リーグの27人を合わせた計30人。 2月8日(日本時間)の提出締め切りまでは変更が可能だが、KBO関係者は「きょう発表した名簿が事実上の最終リスト」と説明した。 二遊間に大リーグでも屈指の守備力を誇る2人をおき、WBC初制覇を目指す。 二塁手は大リーグの守備のベストナインに相当するゴールドグラブ賞で2021年のナショナルリーグ二塁手部門を受賞した韓国系の
トミー・エドマン(カージナルス)が、遊撃手は同じくナ・リーグ遊撃手部門で昨年最終候補に残った金河成(キム・ハソン、パドレス)が務める。 昨年11月に、肘の手術を受けた崔志萬(チェ・ジマン、パイレーツ)もメンバー入りした。 大リーガーでは韓国系外野手のロブ・レフスナイダー(レッドソックス)と、昨年大リーグで23試合に出場した内野手の朴孝俊(
パク・ヒョジュン、レッドソックス)はメンバーに含まれなかった。 投手15人は全員が韓国リーグの選手。ベテラン金広鉉(キム・グァンヒョン、SSG)は08年北京五輪の金メダル獲得に貢献した左腕。韓国のエースとされるアン・ウジン(キウム)は、校内暴力の前歴がある関係から韓国の規定で五輪などの代表メンバーの候補から外されており、今回も選ばれなかった。 野手ではリーグMVPに輝いた外野手・李政厚(
イ・ジョンフ、キウム)らが選ばれた。李の父親は元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)氏。国際舞台での経験が豊富な金賢洙(キム・ヒョンス、LG)、昨年6度目の本塁打王に輝いた朴炳鎬(パク・ビョンホ)らベテランも名を連ねた。 李強喆(イ・ガンチョル)監督率いる韓国代表は来月、米アリゾナ州でキャンプを行った後、3月9日から始まる1次ラウンド・プールBの舞台となる東京へ移動する。 1次ラウンド・プールBは韓国、日本、オーストラリア、中国、チェコの総当たり戦で、上位2チームがプールAの上位2チームと準々決勝を戦う。1次ラウンドで韓国と日本は3月10日に対戦する。準決勝と決勝は米フロリダで開かれる。
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