アニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」のワンシーン(配給会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
アニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」のワンシーン(配給会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】日本の人気漫画「SLAM DUNK」を原作とするアニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」が韓国で公開され、30~40代を中心に人気を集めている。

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 韓国映画振興委員会の集計によると、この作品は公開初日の4日に約6万2000人を動員し、米映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」に次いで興行ランキング2位を記録した。座席数に対する観客数の割合を示す座席販売率は23.2%で、「アバター」(12.5%)を抜いて1位に浮上した。

 日本で1990~96年に漫画が連載された「SLAM DUNK」は、韓国でも当時学生時代を過ごした年代に広く知られている。

 漫画の原作者で映画の脚本・監督も手掛けた井上雄彦氏は、配給会社によるインタビューで「新たな角度と視点から見た『SLAM DUNK』を作った」としながら「漫画は漫画、アニメーションはアニメーション、映画は映画と、新しい一つの生命として作った作品」と説明した。

 また「結局根っこは全て同じで、『SLAM DUNK』を既に知っていても『こんなSLAM DUNKもあるんだ』という気分を感じてほしい」と語った。

 「THE FIRST SLAM DUNK」は5日、シネマコンプレックス(複合型映画館)CGVの観客評価「CGVゴールデンエッグ指数」で98%を記録。「アバター」(96%)など興行成績上位の作品の評価を上回った。

 配給会社が公開した動画では、ボーカルグループ2AMのメンバーで俳優のジヌンや歌手のホ・ガク、俳優のソ・ジソク、元バスケットボール韓国代表のハン・ギボム、現役プロバスケットボール選手などが「タイムマシーンに乗って学生時代に戻ったようだ」「細かいディテールまでよく作りこまれている」と賞賛した。

 今回の映画をきっかけに、漫画を再び手に取る人も増えている。

 韓国オンライン書店大手のイエス24によると、映画の封切りに合わせて発売された特別版「スラムダンク チャンプ」は元日のベストセラー1位を記録した。主な購入層は約20年前に漫画を愛読していた30~40代で、購入者全体の87%以上を占めた。




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