「国民の力」のチュ・ホヨン(朱豪英)院内代表は6日、国会で開かれた院内対策会議で、「軍当局は北朝鮮の無人機探知、追跡、識別などすべての点においてこの上なく不十分で、わが軍の対応能力がこの程度のものなのか疑問」とし、「今後二度と再発しないよう、人が問題なのか、システムが問題なのか、訓練が問題なのか、明らかにすべき」と述べた。
しかし、野党「共に民主党」が連日、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府の「安保無能」を批判していることについては、「天に向かってつばを吐くようなもの」と指摘した。
朱院内代表は、「北朝鮮の無人機は初めて韓国に侵入したのではなく、2017年6月にソンジュ(星州)の高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)基地などを飛行した」とし、「文前政府は侵犯の事実すら把握できず、無人機が北朝鮮に戻る途中で墜落したため、偶然知ることになった」と話した。
また、「無人機の侵犯への対策は数年がかかるため、この時点で失敗したとしても発足から7~8か月しか経っていない現政府としては対応する術がなかった」とし、「問題があるならば、責任の大部分は文前政府のこれまでの不十分さにある」と主張した。
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