旧正月の祭礼用食材費　前年比3．7%増＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の家庭（4人家族の場合）が今年の旧正月（今年は1月22日）の祭礼用食材を買いそろえるには30万ウォン（約3万1000円）近くかかることが6日、分かった。

　韓国消費者団体協議会の物価監視センターが旧正月を控えて今月2、3の両日にソウル市内の90の市場と流通業者の祭礼用食材25品目の価格を調査した結果、平均購入費用は29万4338ウォンで、前年（28万3923ウォン）に比べ3．7%増加した。

　食用油（28．0%増）、イシモチ（22．6%増）、小麦粉（21．6%増）は大幅に値上がりしたが、干し柿（18．5%減）、甘柿（17．1%減）、梨（12．2%減）は値下がりした。

　祭礼用食材を伝統市場で購入する場合の平均費用は24万488ウォン、一般スーパーが24万4763ウォン、大型スーパーが28万4818ウォン、SSM（スーパー・スーパーマーケット）が28万7357ウォン、百貨店が46万8084ウォンで、伝統市場が最も安い。

　水産物、野菜・林産物、畜産物は大型スーパーより伝統市場が安いが、果物と加工食品は大型スーパーが安かった。