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中国からの入国者 陰性証明書義務化も空港検査で13%陽性=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国疾病管理庁によると、5日に中国から仁川国際空港に到着した1247人のうち90日以内の短期滞在の外国人278人が空港で新型コロナウイルスのPCR検査を受け、35人(12.6%)が陽性と判明した。 中国での感染急拡大を受け、韓国政府は2日から、中国からの渡航者に対し到着後のPCR検査を義務付けている。5日からは中国を出発する韓国行き航空機の搭乗前に新型コロナのPCR検査または医療用迅速抗原検査での陰性証明書の提出を求めているが、その初日も空港で検査を受けた中国からの入国者の8人に1人の割合で感染が確認された。 中国での検査から韓国に入国するまでに長い場合で48~50時間程度あるため、その間に症状が現れ、陽性判定が出る人がいると推定される。 中央防疫対策本部の洪禎翊(ホン・ジョンイク)防疫支援団長は6日の記者会見で「入国前の検査時には潜伏期で、その後に陽性に転じた可能性もある」とし、「中国で感染者が多いほど潜伏期の人が多いことになり、入国後に陽性となる人も多いだろう」と説明した。 防疫措置が強化された2日以降に中国から仁川空港を通じて入国した人は計5360人で、空港で検査を受けた短期滞在外国人の累計陽性率は23.1%(1199人のうち277人陽性)となっている。 中国からの入国者のうち、90日を超えて滞在する長期滞在の外国人と韓国人は入国から1日以内に居住地付近の保健所で検査を受けることになっている。