◇最大野党代表が10日に検察出頭 「堂々と立場述べる」 革新系最大野党「共に民主党」の安浩永(アン・ホヨン)首席報道官は6日の記者会見で、李在明(イ・ジェミョン)同党代表が10日に検察に出頭すると明らかにした。李氏はソウル郊外・京畿道城南市の市長時代の2016~18年に自身がオーナーを務めたプロサッカークラブ・城南FCへの寄付金を大企業に出させ、見返りとして建築の許認可や土地の用途変更などで便宜を図ったとする第三者供賄容疑が持たれている。出頭時に報道陣の前に姿を見せるかどうかについて、安氏は「李代表は堂々と出頭し、立場を述べると言っている」と伝えた。◇北の無人機侵入巡る軍首脳部責任論 大統領室は慎重姿勢 大統領室の関係者は、北朝鮮の無人機が軍事境界線を越えて韓国に侵入したことに対する世論の批判が高まり、一部では問責を求める意見も出ていることについて、軍の独自調査を見守るとの立場を示した。大統領室は5日の会見で、李鐘燮(
イ・ジョンソプ)国防部長官の責任を問う質問に対し「軍が相応の覚悟とそれなりの進行過程を踏んでいると聞いている」と答えるにとどめ、明確な立場を示さなかった。「安全保障の空白」に対する問責の必要性に同意しながらも、野党側が提起する軍首脳部の責任論とは距離を置くという趣旨とみられる。◇中国からの入国者 陰性証明書義務化も空港検査で13%陽性 疾病管理庁によると、5日に中国から仁川国際空港に到着した1247人のうち90日以内の短期滞在の外国人278人が空港で新型コロナウイルスのPCR検査を受け、35人(12.6%)が陽性と判明した。中国での感染急拡大を受け、韓国政府は2日から、中国からの渡航者に対し到着後のPCR検査を義務付けている。5日からは中国を出発する韓国行き航空機の搭乗前に新型コロナのPCR検査または医療用迅速抗原検査での陰性証明書の提出を求めている。中国での検査から韓国に入国するまでに長い場合で48~50時間程度あるため、その間に症状が現れ、陽性判定が出る人がいると推定される。◇尹大統領の支持率37% 1ポイント上昇 世論調査会社の韓国ギャラップが発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(先月16日発表)より1ポイント上昇した37%となった。不支持率は2ポイント下落の54%だった。政党支持率は保守系与党「国民の力」が前回調査に比べ1%下がった35%、革新系最大野党「共に民主党」は前回と同じ33%だった。
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