イ・ジョンソプ国防部長官が2日に開いたオンライン始業式の様子(画像提供:wowkorea)
イ・ジョンソプ国防部長官が2日に開いたオンライン始業式の様子(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が軍事的対応のレベルを高めている韓国軍の当局に対し「追われている犬がさらに吠えているようなものだ」と非難した。

イ・ジョン の最新ニュースまとめ

北朝鮮の対外用週刊誌の統一新報は7日、「対決病にかかった者の末期症状」という見出しの記事で、「国防部長官が『ちゅうちょせず強力に報復すべきだ』などと主張し、合同参謀本部議長や陸軍参謀総長など軍のトップらも相次いで『作戦態勢の維持』を提唱し、下士官を鼓舞している」として、このように非難した。

イ・ジョンソプ国防部長官は新年初日、合同参謀議長と各軍の作戦司令官らが参加した緊急指揮官会議を開き、「北朝鮮が直接的な挑発を行った場合、自衛権のレベルについて躊躇せず、断固として強力に報復しなければならない」と強力な対応を要請した。

統一新報は2日、韓国の合同参謀が北朝鮮による核ミサイルの脅威に対応し、今後戦略司令部に発展することを目指す「核・WMD対応本部」を創設したことや、この日に海兵隊第1師団がキョンサンブクド(慶尚北道)ポハン(浦項)の駐屯地で韓国型上陸突撃装甲車(KAAV)17台を動員して訓練を行ったことも取り上げた。

統一新報は「新年早々から対決の妄動を狂ったように繰り広げている」とし、「日増しに高度化するわが共和国の軍事的強さに米国までがおびえ、自身の逃げ場を探している状況で、米国の手下が廃棄物のような兵器を振り回して同じ虚勢を張るのを見ると、実に滑稽だ」と嘲弄(ちょうろう)した。

同時に「年明けから騒いでいる韓国の戦争好きたちの妄動は昨年と同じで、今年も北への侵略戦争騒動により一年を台無しにしようとしている」とし、「ユン・ソギョル(尹錫悦)は今からでも相手が誰なのかをしっかりと見定めて、分別をわきまえて行動すべきだ」と声高に主張した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 107