【北京聯合ニュース】韓国人に対する短期ビザ発給の停止を発表した中国政府が外交や公務、緊急業務などの目的については例外を認める可能性を示唆した。 中国外務省の汪文斌報道官は11日の記者会見で、短期ビザ発給停止の例外を尋ねる聯合ニュースの質疑に対し、「外交や公務、緊急なビジネスなどの理由で中国に来なければならない人についてはすでに政策を講じている」として、「詳細は中国大使館に問い合わせできる」と明らかにした。 在韓中国大使館は10日、「訪問、商業貿易、観光、医療および個人的な事情を含む韓国国民への中国訪問短期ビザ発給を中断する」と発表していた。 韓国政府は中国での新型コロナ感染急拡大を受け、2日から31日まで中国人に対する短期ビザの発給を停止する措置を実施しているが、外交や公務、企業運営、人道などの目的についてはビザの発給が可能だと発表した。同問題を巡り中国政府はこれまで「対等の措置」を取るとしていたため、中国も外交や公務などの目的に対してはビザを発給する可能性がある。
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