イ・ウネ被告(画像提供:wowkorea)
イ・ウネ被告(画像提供:wowkorea)
保険金を目当てに夫を渓谷で殺害した容疑で法廷に立ったイ・ウネ被告の悪行がより明らかになっている中、依然としてイ・ウネ被告を支持する人たちがいる。

17日、カカオトークには‘イ・ウネ無罪’という名前のオープンチャットルームが運営されている。このチャットルームには3人が参加したことが確認された。当該チャットルームの開設者は「飛び降りたのはイ・ウネの夫自らなのに、これがなぜ殺人なのか」とイ・ウネ被告の潔白を主張した。

前日、あるYouTuberは放送を通じて「昨日、公判に直接行ったが、判事は検察側のようだ。具体的な証拠なしにテレグラムの内容だけで殺人未遂だという。2審でも無期懲役が出そうだ。期待していない」と述べた。この傍聴者は過去にも数回、イ・ウネ被告の無罪を主張するコンテンツを掲載している。

イ・ウネが共犯である内縁男性のチョ・ヒョンス被告と逃走中だった昨年4月にもイ・ウネ被告を支持するカカオトークオープンチャットルームには多くの人たちが集まった。当時、ファンカフェルームの開設者は「犯罪は重要ではない。顔が重要だ。きれいなら何だって許される」との告知を掲載した。当該オープンチャットルームには80人を超える人たちが活動した。

前日、2審結審公判に出席したイ・ウネ被告は容疑一切を否認した。検察はイ・ウネ被告とチョ・ヒョンス被告にそれぞれ懲役3年を追加求刑し、イ・ウネ被告の犯行を助けた知人A・B被告にも懲役1年6か月、懲役1年をそれぞれ求刑した。

公判以降、イ・ウネ被告の親戚の兄は検察がイ・ウネ被告の犯行を‘悪魔’と表現したことに反発し「被疑者を2度殺す」と述べ、世論の非難を受けたりもした。

検察は、彼らが泳げないイ・ウネ被告の夫に救助装備もなしに高さ4メートルの岩から深さ3メートルの渓谷の水に飛び込むようにして殺害したと判断した。イ・ウネ被告は昨年10月、渓谷殺人事件の宣告公判で無期懲役を、チョ・ヒョンス被告は懲役30年をそれぞれ宣告された。現在、この事件の控訴審が進行している。

Copyrights(C)wowkorea.jp 83