韓国のプサン(釜山)地方裁判所は18日、特殊公務執行妨害、現住建造物放火予備罪の容疑で起訴されたA氏に懲役1年6か月を宣告したと明らかにした。
A氏は昨年11月23日午後、釜山ジン(鎮)区のある住民センターを訪問した。生活保護の受給者に指定されれば、老人雇用事業の申請ができないという事実を知り、担当公務員のB氏に抗議した。
しかし、B氏から特に反応が無かったため、自分を無視したと思ったA氏は、ジッポライターのオイルを購入した後、同日午後3時47分頃、住民センターを再び訪れた。
続けて、A氏は「私がこうしなければ、お前たちはトラウマとして残って、一生苦しむのではないか」と述べて、オイルを自分の体にまいて携帯用ライターで焼身を試みた。
幸いにも当時通報を受けて出動した警察が直ちに消火器を利用して制圧し、実際に火がつけられることはなかった。
裁判所は「被告人が犯行道具を予め準備して所持し、公務執行を妨害した点、多数の人がいる空間で放火を予備した点を考慮すれば、事案は重い」と説明した。
続けて、「今回の事件で該当住民センターの公務員らが相当な精神的衝撃を受けたが、被告人に同種の前科がない点と健康状態が良くない点を参酌した」と量刑理由について明らかにした。
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