警察庁は26日、第17代大統領選挙と関連し摘発された選挙事犯が2466人で、前回の大統領選に比べ70%増加したと明らかにした。立件数は身柄を拘束された16人を含め657人で、157%増加した。
 内訳を見ると、候補に対する中傷や虚偽事実の流布が46.3%、事前選挙運動が9.4%、金品の提供や接待が6.5%、違法印刷物の配布が4.3%などだった。摘発された選挙事犯のうち61.0%はインターネットを利用しており、前回の大統領選と比べるとオフラインでの違法印刷物配布や金品提供・接待が占める割合は大きく低下した。時期別では、公式選挙運動開始前の選挙事犯は前回から158.0%増加したが、公式選挙運動が開始された先月27日以降は同15.5%の増加にとどまった。

 また警察は、来年4月9日に実施される第18代国会議員総選挙に関する選挙事犯25人を摘発した。


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