ウィレ(慰礼)・テジャン(大壮)洞開発における不正疑惑が取りざたされている韓国野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表の出席を控え、ソウル中央地方検察は旧正月(ソルラル)の連休も非常勤務を続けている。

23日法曹界によると、大壮洞疑惑を捜査しているソウル中央地検は旧正月の連休を返上して補強捜査を進めている。

これに先立つ今月16日、大壮洞捜査チームは李代表に背任・腐敗防止法違反などの容疑で旧正月の連休後に検察庁に出席するよう通知した。

特に検察関係者は、「調査する範囲と内容が相当で、被調査者の防御権を保障しなければならない」とし、李代表を2度召喚する予定だと明らかにした。慰礼・大壮洞開発事業は約10年間続き、関連する李代表の公開発言も多かっただけに、調査量が膨大にならざるを得ないというのが法曹界の分析だ。

特に今回の大壮洞開発不正疑惑は国民的な注目度が非常に高く、検察の位相までかかった重大な事案であるだけに、捜査チームは緊張感の中で捜査資料を検討し李代表の召喚調査に備えるものとみられる。

現在、李代表と民主党は検察の捜査を「不当な政治報復」と主張し、連日批判の声を高めている。検察の捜査にすきがあれば大々的に反撃に出て検察に不利な世論を形成する可能性もあるというのが法曹界の観測だ。

現職の検察関係者は、「今回の事件は調査すべき資料も多いことに加え、重要度も異例的に高いとみられる」とし、「検察内部でも事件がどのように処理されるか関心が高いだけに、捜査チームが感じる負担も少なくないだろう」と話している。
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