韓国”注目選手”アン・ウジン、学生時代の「暴力事件」でWBC代表入りならず(画像提供:wowkorea)
韓国”注目選手”アン・ウジン、学生時代の「暴力事件」でWBC代表入りならず(画像提供:wowkorea)
昨シーズン、大きなインパクトを残した韓国プロ野球選手のアン・ウジンが、WBC韓国選手リストに入ることはなかった。WBC技術委員長のチョ・ボムヒョン氏が、追加でのチーム入りの可能性について「ない」と明言したからだ。

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 そんななか、アン・ウジンの「代表入り不発」に注目が集まっている。

 KBOは先ごろ、ソウル市内で「2023 WBC代表チームリスト」を発表。WBC技術委員会は、発表人数を30人にするか、35人にするかで長く議論を続けてきたが、結局、30人の選手を発表することになった。最終エントリー提出は来る2月7日(米国東部時間)までで、負傷などの変数が生じた場合、選手交代は可能だ。

 発表リストに関心が集まるなか、アン・ウジンの”電撃発表”はなかった。

 その理由として、アン・ウジンは高校時代、校内で暴力事件を起こしたため、大韓野球ソフトボール協会(KBSA)より懲戒を受けて韓国代表入りが不可能になっている。ただし、大韓体育会とKBSAではないメジャーリーグ事務局が主幹する大会の「WBC」の場合、代表チーム入りに問題はないが、今回選ばれることはなかった。

 チョ技術委員長は「選手選抜は技量も重要だが、国を代表する選手という象徴的な意味と責任感が考慮される」とし、「チェ・ジマンなど負傷選手がいればエントリーに変数が生じる場合はあるが、現時点では30人のエントリー選手で進めていく」と説明。追加で選抜する可能性は「ない」と明かした。

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