“バレーボールの女帝”キム・ヨンギョンのファン、SNS写真投稿で物議誘発の「国民の力」党代表候補に謝罪要求

“バレーボールの女帝”キム・ヨンギョン（34）と歌手ナム・ジンが、「国民の力」党代表候補のキム・ギヒョン議員に会い、応援の言葉を伝えたと報じられたなか、SNSに写真を掲載して物議を誘発したキム議員に対して、キム・ヨンギョンのファンが「謝罪」を要求している。

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　バレーボールギャラリーのファンたちは1日、声明文を通して「政治人という立場でプライベートな発言をしてキム・ヨンギョン選手を困惑させたという事実が明るみになっただけに、ファンは遺憾の意を表し、即刻謝罪の立場を明かすことをキム議員に強く要求する」と伝えた。

　ファンらは「自身の夢のために毎日、粉骨砕身するキム・ヨンギョン選手が今回のことで、心に傷を負わないことを願う」とし、「わたしたちファンは、二度とバレーボール選手の名誉を傷つけることがないように切に訴える」と強調した。

　これに先立ち、去る1月28日、キム議員はフェイスブックを通して「前日、久しぶりな人たちと一緒に穏やかな夜を過ごした」とし、「党代表選挙に出る私を応援すると言って、貴重な時間を割いて、花束まで準備してくれたキム・ヨンギョン選手とナム・ジンさんに心から感謝申し上げる」とつづり、写真を投稿した。

　公開された写真には、親指で「グッドマーク」をつくり笑顔を見せるキム・ヨンギョンとナム・ジン、そしてキム議員が写っている。キム議員は「惜しみない声援をいただき、必ず勝利する」と決意を書き込んだ。

　この写真が拡散されると、キム・ヨンギョンのインスタグラムやユーチューブチャンネルなどSNSには悪質なコメントが相次いだ。野党支持者たちの不満と抗議のコメントが大部分だった。

　ネットユーザーらはキム・ヨンギョンのSNSに「オンニ（年上女性を表す韓国語、ここではキム・ヨンギョンを指す）、右派だったのですね、失望しました」、「キム・ギヒョン支持は確実ですか、そうならば”キム・ギヒョンアンチ”になる」、「鳥肌が立つ」、「太極旗（韓国の国旗）部隊と同じレベルだなんて、失望した」などのコメントが寄せられた。

　しかし、一部ではキム・ヨンギョンを擁護する声もあった。与党趣向の強いネットユーザーらは「やはりキム・ヨンギョンだ。これからはもっと応援する」、「政治的な考えは尊重すべきだ」、「政治的な考え方が違うという理由で叩くのは、ただのテロだ」などの反応を見せていた。