韓国・大田市　姉妹都市の札幌市と交流拡大＝市長が3日から訪問

【大田聯合ニュース】韓国中部の大田市は2日、李荘雨（イ・ジャンウ）市長率いる代表団が3～6日に姉妹都市の北海道札幌市を訪問すると発表した。

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　訪問は同時期に「さっぽろ雪まつり」を開催する札幌市の招きによるもので、李氏は3日に同市の秋元克広市長と会談する。8月に大田市で開くフェスティバルに札幌市の代表団を招待するほか、両市の市民が相手都市を訪問する際に施設の入場料や観覧料を割り引く交流活性化案も提案する予定だ。

　4日には、毎年200万人以上が訪れるさっぽろ雪まつりの開会式に出席し、会場を視察する。ほかにも、札幌市の藻岩山展望台などの文化・観光施設、小樽市の運河、ガラス工房が並ぶ通りなど、地域の特性や伝統産業を活用した都市再生の現場も見て回る。

　大田市と札幌市は2010年に姉妹都市提携を結んで以来、さまざまな分野で交流を続けている。

　李氏は今回の訪問について「札幌市と経済、観光、文化分野などでの交流を拡大する契機にしたい」と話している。