4日、韓国石油公社の原油価格情報システム「オフィネット」によると、2月1週(1月29日~2月2日)の全国ガソリンスタンドにおけるガソリン平均販売価格は、1リットル当たり1575.6ウォン(約165円)で、前週より8.3ウォン(約0.8円)上昇。ガソリン価格は2週間連続で上がった。
韓国で最も値段が高い地域のソウルでは、今週のガソリン平均価格が11.1ウォン(約1.1円)上がった1658.8ウォン(約174円)。最安値地域である蔚山は10.9ウォン上がった1541.4ウォン(約162円)だった。
商標別ではGSカルテックスガソリンスタンドが1リットル当たり1583.3ウォン(約166円)で最も高く、アルトゥル(節約)ガソリンスタンドは1549.3ウォン(約161円)で最も安かった。
軽油の平均販売価格は、前週より4.4ウォン下がった1リットル当たり1647.8ウォン(約173円)。軽油の販売価格は週間単位で11週連続で下がっている。
ただ、依然として軽油価格がガソリンより高かった。しかし、一時230ウォン以上広がった価格差は、ガソリン価格の上昇と軽油価格の下落が相まって大幅に減った。
前日午後5時時点の軽油価格は1リットル当たり1643.41ウォン(約172円)。ガソリン価格は1579.35ウォン(約166円)で、差は64.06ウォン(約6円)だ。
価格差の縮小は、今年1月1日からガソリンにつく油類税の引き下げ幅が37%から25%に減った影響だ。軽油油類税の引き下げ幅は37%に維持された。
先週まで4週間連続で上昇した国際原油価格は下落傾向に転じた。今週の国際原油価格は主要国の金利引き上げが続き、精製稼働率の下落と輸出の減少にともなう米国原油在庫増加などの影響で下落した。
輸入原油の基準となるドバイ油は、今週の平均価格が前週より1.6ドル下がった1バレル82ドルを記録した。
国際ガソリンの平均価格は5.5ドル下がった1バレル98ドル、国際自動車用軽油価格は6.7ドル下がった1バレル115.7ドルだった。
業界では、今週になって国際原油価格が下がっているものの、時差が反映されるためには2~3週間ほどかかると見ている。
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