京畿道が「京畿BT-IT融複合センター」(仮称)の造成を推進する「光教テクノバレー」(画像提供:wowkorea)
京畿道が「京畿BT-IT融複合センター」(仮称)の造成を推進する「光教テクノバレー」(画像提供:wowkorea)
ファン・ウソク(黄禹錫)博士の幹細胞論文ねつ造事件以降、17年間空き地となっていた「クァンギョ(光教)テクノバレー」内の「黄禹錫バイオ臓器研究センター」の敷地において、キョンギド(京畿道)はこのほど「京畿BT(バイオテクノロジー)-IT融複合センター」(仮称)の造成を推進することとした。

これに先立ち、京畿道は民選3期のソン・ハッキュ(孫鶴圭)知事の再任期となる2005年、黄禹錫博士の研究チームと手を組み、当該の敷地に259億ウォン(約27億2621万円)を投資して、地上2階、延べ面積6400平方メートル規模の「黄禹錫バイオ臓器研究センター」の設立を推進した。

同センターは2005年12月に着工したが、2006年5月に黄博士の幹細胞論文ねつ造が明らかになり、同センターの運用契約は破棄。工事も中断した。

京畿道のキム・ドンヨン( 金東兗)現知事は選挙時の公約で「バイオ・ヘルス産業を、世界的な先端産業へと育成する」ことを掲げている。このため道はバイオや医療ビッグデータを活用した研究、バイオスタートアップ育成などに向けた「京畿BT-IT融複合センター」建設の必要性を政府に建議中だ。

道は年内に「京畿BT-IT融複合センター」建設の事前調査、および計画策定を行うため、追加予算の確保を検討している。

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