チェジュ航空、昨年10~12月期の営業利益187億ウォン…15四半期ぶりに黒字転換=韓国(画像提供:wowkorea)
チェジュ航空、昨年10~12月期の営業利益187億ウォン…15四半期ぶりに黒字転換=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の「チェジュ航空」が22年第4四半期(10~12月)に187億ウォン(約19億6000万円)の営業利益を記録し、15四半期ぶりに黒字転換した。

 チェジュ航空は7日、昨年は7025億ウォン(約732億円)の売上高と1775億ウォン(約185億円)の営業損失を記録したと発表した。売上高は2021年(2730億ウォン/約247億円)に比べ157%増加。営業損失は2021年(3171億ウォン/約330憶円)より約1400億ウォン(約145億円)減少した。

 とくに第4四半期には連結基準で売上高2994億ウォン(約312億円)と営業利益187億ウォン(約19億円)を達成し、2019年第2四半期(4~6月)以降15四半期ぶりに黒字転換。売上高は2021年第4四半期の879億ウォン(約91億円)にくらべ241%増加した。同期間の営業損失は673億ウォン(約70億円)だった。

 黒字転換は日本路線の拡大で達成したものとみられる。同社は昨年10月、日本がビザなしの入国を再開したことと同時に、東京(成田)や大阪、福岡など主要の日韓路線で運航を再開した。

 昨年10月~11月には2か月間、週178回日本路線を運航。34万4181人が利用した。

 同社関係者は「B737-800単一機種を利用した費用効率化戦略が、高い為替レートや原油高、高金利などの危機を乗り越える秘訣になった」と述べた。
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