トルコ大地震で”がれきの下から救出”元チェルシー所属MFクリスティアン・アツ、再び「音信不通」に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
トルコ大地震で”がれきの下から救出”元チェルシー所属MFクリスティアン・アツ、再び「音信不通」に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
元チェルシー所属のMFクリスティアン・アツ(31/ガーナ出身)が、トルコで発生した大地震でがれきの下敷きになったと伝えられ、その後「救出」と報じられていたが、再び「音信不通」になってることが分かった。

 韓国メディア「イーデイリー」は英BBCの報道を引用し、9日(日本時間)「アツと連絡が取れていない。現在、行方が分からない状況」とするエージェント側の言葉を伝えた。前日、アツがトルコ南部で発生した大地震で、がれきの下から救出されたというニュースが届いたばかりだった。

 現在の所属クラブチームである「ハタイスポル(トルコ)」も、アツが搬送されたという病院で彼を見つけることができなかったとコメント。チームの主治医は「アツが病院に運ばれたと聞き、すぐに病院で彼を探そうとしたが、どこにもいなかった」と明かした。また、エージェントは「行方が分からない。とてももどかしい…」と吐露した。

 トルコに駐在するガーナ大使は、現地メディアの取材に応じ「外務省はアツが救助され、どの病院に運ばれたか確認しようとしている」とし、「外務省も現状把握のために最大限の努力を続けている。彼と連絡がつくことを願っている」と述べた。

 これに先立ち、アツが地震によってがれきの下敷きになったという一報が伝えられると、チェルシーは6日(現地時間)、「チェルシーの全スタッフ、選手がアツの健康を願っている」とし、「トルコとシリアを襲った地震被害に深い哀悼の意を表する」とSNSに投稿た。

 また、過去にアツが所属していたニューカッスルは「アツの良い知らせが聞けることを願っている」として、無事を祈った。

 また、アツの4番目のチームであるフィテッセも「アツの無事と復帰を願う。すべての人々がトルコとシリアを襲った大地震のニュースに接し、衝撃を受けている」と伝えた。

 去る6日、トルコとシリアで強い地震が発生。現地メディアは、この地震によって倒壊した建物の下敷きになったアツを救助隊が発見し、近くの病院に搬送したと報道。情報は錯綜(さくそう)していたが、一部の現地メディアは「命に別状はないものの、右足を負傷している」と報じていた。

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