金大中(キム・デジュン)前大統領は1日、自宅で呉忠一(オ・チュンイル)代表ら大統合民主新党指導部のあいさつを受け、保守政党ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)氏が次期大統領に当選したことについて「これほどまでに惨敗したことは初めて」と述べ、旧与党勢力の発奮を促した。
 金前大統領は、国民のことを考えて選挙結果には従うべきだとしながらも「自分が政治家を務めた半世紀の間、これほど無残に負けたのは初めて。朴正煕(パク・チョンヒ)政権が弾圧したときにもここまでの敗北はなかった」と危機感を示した。また、「今年は立派にやってほしい」という言葉を4回にわたり口にし、「国民も与野党がバランス良く力を持つべきだと考えるだろう。国民のそうした考えを支持につなげるために努力すべきだ」と強調した。



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