「TWICE」“MISAMO”1(画像提供:wowkorea)
「TWICE」“MISAMO”1(画像提供:wowkorea)
ことしの初めから、アイドルグループのユニット活動が目立っている。ボーイズグループ「ASTRO」の「ムンビン&サナ」、ボーイズグループ「SEVENTEEN」の「BSS(ブソクスン)」、ガールズグループ「TWICE」の「MISAMO」などが代表的だ。彼らは、グループとは違う音楽とパフォーマンスで、新しい魅力を見せられるという点で、グループ活動とのシナジーを期待させる。

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 「ASTRO」の「ムンビン&サナ」は、先月発売した3rdミニアルバム「INCENSE」で3度目のユニット活動を成功的に終えた。2人は、“魅惑的な調香師”というコンセプチュアルなキャラクターを描き、爽やかなグループカラーとの差別化を形成し、作詞・作曲にも参加して音楽的力量を共に見せた。その結果、「ムンビン&サナ」の「INCENSE」は発売直後、全世界28の地域のTOPアルバムランキングに入り、タイトル曲「Madness」は、18地域のTOPシングルランキングに入るなど、グループ活動に劣らない活躍を繰り広げた。この勢いに乗って、2人は来月18~19日のソウルを皮切りに、7か国8都市で初のワールドツアー「diffusion」を開催する。グループではなくユニットでワールドツアーを行うのは珍しいという点で、2人のユニットパワーを感じさせる。

 「SEVENTEEN」のユニット「BSS(ブソクスン:SEUNGKWANとDK、HOSHI)」は、今月6日にニューアルバム「SECOND WIND」を発売し、5年ぶりに歌謡界に戻ってきた。2018年3月デジタルシングル「Just do it」で初登場した「BSS」は、直接的でセンスあふれる歌詞とハツラツとしたパフォーマンス、卓越したステージマナーで、肯定的エネルギーを発散し、大きな人気を集めたユニットだ。

 彼らの新曲「Fighting(Feat.Lee Young Ji)」は、楽しいパンクリズムをベースに、爽快なドラムサウンドが際立つアップテンポな曲だ。「SHOW ME THE MONEY11」で優勝したラッパー、イ・ヨンジがフィーチャリングを務めている。「BSS」は、「Fighting」を通じて、現代人が生活の中で感じる喉の渇きのように、誰もが経験する可能性がある状況と、それに対する考えを率直かつウィットに富んだ歌詞で表現した。特に、歌のタイトルのようにファイトあふれる音楽とパフォーマンスで、目と耳を楽しくさせる一方、老若男女さまざまな年齢層に反応を得て、「SEVENTEEN」のファン層も拡げる効果をもたらしている。

 成績もいい。「BSS」の新譜「SECOND WIND」は、発売初日で47万8679枚の売上高を上げ、アルバム売上量集計サイトHanteoのアルバムデイリーチャート1位を獲得した。タイトル曲「Fighting」はMelon、genie、bugsなどリアルタイムチャートで1位を獲得し、iTunesソングチャートでも24か国の国・地域で1位になるなど、韓国国内外の音源配信チャートで「SEVENTEEN」と「BSS」の存在感を見せた。

 「TWICE」も8年目で初のユニットを送り出す。日本人メンバーのミナ、サナ、モモで結成したユニット「MISAMO」は、ことし7月に日本でデビューする予定だ。「MISAMO」は正式活動に先立って、先月25日に日本で発売した新曲「Bouquet」で日本の音源配信チャートの首位を独占した。また、グローバルファッションマガジン「VOGUE JAPAN」3月号の表紙を飾るなど、日本での関心も熱いため、正式活動で出す成果に期待が向いている。

 ある歌謡界関係者は、「ユニット活動は人気メンバーを主に構成し活動するという点で、芸能事務所の立場としては、プレッシャーがより少ない」とし、「グループとは違う、差別化された音楽やジャンルに挑戦することができ、コスパも含めて活動できるという点で、デビュー歴が長いアイドル中心にユニット活動が多くなるだろう」と話した。
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