米フォードのEVバッテリーから出火、製造元のSKオンは「中核技術の問題ではない」とコメント=韓国(画像提供:wowkorea)
米フォードのEVバッテリーから出火、製造元のSKオンは「中核技術の問題ではない」とコメント=韓国(画像提供:wowkorea)
米国の経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は15日(現地時間)、米自動車大手「フォード・モーター」が、電気自動車(EV)ピックアップトラック「F-150ライトニング」の組み立てを行う米ミシガン州ディアボーン工場の稼働を、先週初めから中断していると報じた。出庫前の品質検査時に、同モデルのバッテリーから出火があったという。本格的な生産再開は、来週末以降となる見込みだ。

同モデルのバッテリーを供給する、バッテリー大手「SKオン」は「両社が出火に関する調査を行い、バッテリーセル自体の中核となる技術に問題が発生していたのではないことが分かっている」と説明した。

同モデルは、SKオンの米ジョージア第1工場で生産したバッテリー「NCM9」を搭載している。このためSKオンは、フォードとバッテリー問題に関する詳細にわたる調査を行った後、リコールなどの協議を行うとみられる。

これに先立ち2021年、米国の自動車大手「ゼネラルモーターズ(GM)」は、バッテリー大手の「LGエナジーソリューション」によるバッテリーの欠陥で、ハッチバッグタイプのEV「シボレー・ボルト」の大量リコールを行った。LG電子とLGエナジーソリューションが各7000億ウォン(約729億9658万円)ずつ、計1兆4000億ウォン(約1455億9580万円)をGMに支払っている。

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