【ソウル聯合ニュース】韓国の李鐘燮(
イ・ジョンソプ)国防部長官は17日の国会国防委員会で、大規模な地震で大きな被害を受けたトルコの復興を支援するため、同国に軍を派遣する可能性について、「考慮しているさまざまな案の一つ」と答弁した。 また、「(支援問題は)基本的に外交部が中心となり、トルコ政府と協議している」として、「トルコが必要とする時に適時に支援できるよう準備している」と述べた。 韓国の国防部関係者は李氏の発言について、「トルコを支援できるあらゆる方策を模索しているという趣旨の発言」として、「軍の派遣は相手国政府の要請と国会の同意が必要」と説明した。 一方、李氏は昨年、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領公邸の候補地を探していた際、尹大統領の知り合いとされる占い師が候補地の一つだった陸軍参謀総長公邸を訪れたとの疑惑について、「そのような事実はない」と明らかにした。大統領公邸は陸軍参謀総長公邸ではなく、外交部長官公邸があった場所に決まった。 大統領室は同疑惑を提起した前国防部報道官と記者2人を名誉毀損(きそん)などの疑いで警察に告発した。
Copyright 2023YONHAPNEWS. All rights reserved. 40