イングランドFAが声明発表、ソン・フンミンへの人種差別「強く糾弾する」(画像提供:wowkorea)
イングランドFAが声明発表、ソン・フンミンへの人種差別「強く糾弾する」(画像提供:wowkorea)
英トッテナム所属のサッカー韓国代表選手ソン・フンミン(30)が、ネット上で人種差別を受けたことについて、イングランドサッカー協会(FA)も声明を発表した。

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 FAは去る20日、SNSを通して「ソン・フンミンに向けた人種差別行為を強く糾弾する」とし、「われわれの試合に差別があってはならず、当局とSNS企業がこれを解決するために最も強い措置を取ることができるように全面的に支援する」と明かした。

 これに先立ち、今月20日(日本時間)英ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたウェストハム・ユナイテッドとの「2022~23イングランド・プレミアリーグ(EPL)」第24節で、ソン・フンミンは後半27分にゴールを決めた。

 トッテナムは、後半のエメルソンとソン・フンミンの連続ゴールで勝利(2-0)し、1試合少ないニューカッスル・ユナイテッドを抜いて4位にあがった。

 しかし、この試合後に問題が発生。オンライン上でソン・フンミンに対する人種差別が再発したのだ。

 試合後、トッテナムは「きょうの試合の間、ソン・フンミンに向けられたオンライン人種差別があったことを確認した」と公式発表。さらにトッテナムは「SNS企業と当局に措置を取ることを要請する」と立場を明かした。

 なお、ソン・フンミンへの人種差別は今回が初めてではない。

 昨年8月、リーグ第2節のチェルシー戦で、あるサポーターがソン・フンミンに向かって”吊り目ジェスチャー”をして、「スタジアム出入り禁止処分」を受けた。

 2021年4月には、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターがソン・フンミンに対する人種差別のツイートを投稿して問題となった。当時、英国当局が捜査に乗り出して12人に謝罪の手紙を書かせた。

 また2018年、ウエストハム戦ではソン・フンミンに人種差別的な発言をしていたサポーターが起訴され、184ポンド(約3万円)の罰金刑を言い渡された。

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