ソン・フンミンに対する人種差別「DVDから犬肉」、英トッテナムが強力対応・イングランドFAも声明発表(画像提供:wowkorea)
ソン・フンミンに対する人種差別「DVDから犬肉」、英トッテナムが強力対応・イングランドFAも声明発表(画像提供:wowkorea)
ゴールが復活したソン・フンミン(30/トッテナム所属)が再び「人種差別」の被害者となった。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 所属チーム=トッテナムが強力措置を予告し、イングランドサッカー協会(FA)も声明を発表したソン・フンミンに向けられた人種差別とは。

 これに先立ち、今月20日(日本時間)英ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたウェストハム・ユナイテッドとの「2022~23イングランド・プレミアリーグ(EPL)」第24節で、ソン・フンミンは後半27分にゴールを決めた。

 トッテナムは、後半のエメルソンとソン・フンミンの連続ゴールで勝利(2-0)し、1試合少ないニューカッスル・ユナイテッドを抜いて4位にあがった。

 この試合後に問題が発生。オンライン上でソン・フンミンに対する人種差別が再発したのだ。「良いプレーを見せたソン・フンミンが憎い」とでもいうように、一部のウェストハムサポーターは、ソン・フンミンに対して「犬肉を食べてる奴」、「犬肉を食べる国」などと発言し、ソン・フンミンと韓国を誹謗(ひぼう)中傷したのだ。

 ソン・フンミンに向けられたウェストハムサポーターからも人種差別は、今回が初めてではない。

 2017年、試合が終わりスタジアムを後にする際、ファンサービスをしていたソン・フンミンに対してある男性が「映画のコピーを売ってくれない?」と発言。東洋人が”コピーDVD”を販売しているという偏見から生まれた言葉だ。

 人種差別発言ということを認知したソン・フンミンは、対応せずに”スルー”。すると、男性は「DVDを売っているんじゃなかったのか?」、「僕はウェストハムのサポーターだ。おまえ、まじムカつく」など直接的な非難の言葉を並べたという。

 今回の人種差別行為について、トッテナムはすぐに対応。クラブチーム側は、公式SNSを通して「ソン・フンミンに向けられた恥ずかしい人種差別行為を確認した」とし、「われわれはソン・フンミンの味方であり、SNS企業と関連当局の措置を追及する」と強調した。

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