セキュリティ会社のSKシールダス、スウェーデンのファンドが3兆ウォンで買収=韓国(画像提供:wowkorea)
セキュリティ会社のSKシールダス、スウェーデンのファンドが3兆ウォンで買収=韓国(画像提供:wowkorea)
SKグループの投資会社「SKスクエア」によると、プライベート・エクイティ・ファンド(PED)の運営会社で、スウェーデンに本社を置く「EQTパートナーズ」が、セキュリティ事業を手掛けるSKシールダスの最大株主であるSKスクエアの持分63.10%のうち33%、またSKスクエアに次ぐ株主であるマッコーリー韓国インフラ投融資会社によるコンソーシアムの持分36.8%すべてを、それぞれ取得する契約を締結した。

取引規模は3兆ウォン(約3094億7490万円)前後だという。SKシールダスの企業価値は、全体の株式価値と純借入金の2兆ウォン(約2065億1402万円)を合わせて4兆ウォン(約4149億3200万円)後半~5兆ウォン(5186億6500万円)程度になるとの評価だ。SKグループは、約30%を保有する大株主として残ることとなる。これによりSKシールダスのパク・ジンヒョ最高経営責任者(CEO)も、交代する可能性がある。

SKスクエアは昨年、SKシールダスの新規株式公開(IPO)を進めて投資金を回収すると同時に、調達した資金を活用してSKシールダスの成長に向けた戦略を実行していく計画だった。しかしIPO市場が委縮して成長が先送りとなり、今回のEQTパートナーズとの合意に至った。

今回の契約を機に、SKシールダスによる欧州市場の進出が本格化する見込みだ。



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