元慰安婦の李容洙氏「尹大統領、慰安婦問題の解決を約束すべき」(画像提供:wowkorea)
元慰安婦の李容洙氏「尹大統領、慰安婦問題の解決を約束すべき」(画像提供:wowkorea)
三一節である1日、ソウル・チョンノ(鍾路)区の旧日本大使館前で、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)主催で開かれた第1585回水曜集会に参加した元慰安婦のイ・ヨンス(李容洙)氏(94)が「きょうは『ぜひやってください』と言うために思い切って来た」と述べた。

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 およそ3年ぶりに水曜集会の現場に姿を現した李容洙氏は「大統領になったので、『やってくださるんだ』という気持ちだった。だが、とても忙しかった」とし「仕事が多くて、できなかったと思う」とし、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に慰安婦問題解決の約束を守ってしてほしいと促した。

 さらに、慰安婦問題を国連拷問防止委員会に回付してほしいと改めて要求した。李容洙氏は「日本軍慰安婦問題国際司法裁判所(ICJ)回付推進委員」委員長を務めている。

 李容洙氏は「32年間、(賠償、謝罪などの)問題を解決していない日本がとてもあくどい」とし「日本は韓国に解決策を出せと言っていたが、自分たちが出さなければならないのに、なぜ私たちが出すのか。とんでもない」と批判した。

 正義連のイ・ナヨン理事長も「韓国政府は戦犯企業の謝罪と賠償が抜けた案を強制動員の解決策だと突きつけるなど、屈辱的な姿勢で歴史を逆に回そうとしている」と指摘した。

 李容洙氏は2020年5月、正義連の後援金使用内訳などを公開した後、現場に出てくる代わりに応援の手紙を送るなど間接的に水曜集会に参加してきた。

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