“ソン・フンミンに人種差別行為”チェルシーファン、3年間のサッカー場入場禁止

イングランド・プレミアリーグ（EPL）で活躍するソン・フンミン（トッテナム）に人種差別的行為をしたチェルシーのファンが3年間のサッカー場入場禁止処分を受けた。

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　英メディア「フットボール・ロンドン」は3日（日本時間）英国の王立検察庁を引用し、最近ロンドンのシティ・オブ・ロンドン治安裁判所が30歳の男性に罰金726ポンド（約11万円）を賦課し、同時に3年間のサッカー観戦を禁止するよう命じたと明らかにした。

　この男性は昨年8月、ロンドンのスタンフォード・ブリッジで開かれたチェルシーとトッテナムのリーグ戦の途中、ソン・フンミンに人種差別的な行動をした。この男性はソン・フンミンがコーナーキックを蹴るために移動する時、観客席で上着を脱いで、つり目ジェスチャーをした。チェルシーは直ちにこの男性の身元を確認し、自主的に無期限の競技場出入り禁止の懲戒を下した。

　Kalsoom Shah部長検事は「フットボール・ロンドン」に「サッカーは熱狂的なスポーツだが、人種差別が試合を終えることは容認できない」とし「このような行動を目撃した人々が警察に通報するよう促し、サッカーから人種差別をなくすよう努力する」と述べた。

　2021～22シーズン、アジア選手初のEPL得点王となったソン・フンミンは持続的に人種差別に苦しんでいる。