韓国革新系の理論家「3・1節ではなく『親日節』、尹錫悦大統領の周りは極右だけ」

チン・ジュングォン（陳重権）クァンウン（光云）大学教授がユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の3・1節記念演説を批判したのに続き、記念演説物議に対する大統領室の声明についても批判した。

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陳教授は3日、フェイスブックに3・1節記念演説物議に関する大統領室の声明を扱った記事を共有し「大統領室に尋ねます。私が反日感情で得られる政治的利益は何ですか」と述べた。

続いて「どことも思えない詐欺を働こうとするのか。大統領の周りに極右派だけがいるので、これが信号弾だ。その後、慰安婦、徴用工、処理水、日本の再武装の精神的準備として、日本政府の軍国主義美化…。どんどん続くだろう」と付け加えた。

これに先立ち、尹大統領は1日、ソウル市チュン（中）区のユ・グァンスン（柳寛順）記念館で開かれた第104周年3・1節記念式で「日本は過去の軍国主義侵略者から協力パートナーに変わった」と明らかにした。

これについて、陳教授はフェイスブックで「大統領が3・1節を親日節にしてしまったから。現政権はマッチョな力自慢のように強硬対応が好きなのに、なぜ日本の前では借りてきた猫のようになるのか、日本政府はわが国の加害企業の利益まで粘り強く擁護しているのに、この国の政府はわが国の被害者の利益も代弁できないのか」と述べた。

一方、大統領室は尹大統領の発言に対する野党陣営の批判に「安保と経済危機克服のために日韓間の協力は非常に重要だというのが核心だった」と反論した。するとパク・ホングン（朴洪根）共に民主党院内代表は「売国奴のイ・ワンヨン（李完用）と尹大統領の言葉の間に何の違いがあるのか理解できない」と強く批判した。大統領室関係者はこれについて「日韓関係は常に過去もあり、現在もあり、未来もあるのではないか。すべてが絡み合っているが、両国国民は過去より未来を見ていくのが望ましいのではないかという考えである」と述べている。