SK子会社、欧州の量子鍵配送プロジェクト「Eagle-1」のパートナー会社に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
SK子会社、欧州の量子鍵配送プロジェクト「Eagle-1」のパートナー会社に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
SKグループの情報通信技術(ICT)投資会社「SKスクエア」の子会社で量子技術を保有する「IDQ」が、欧州宇宙機関(ESA)による量子鍵配送(QKD)システムを実証するための衛星「Eagle-1」プロジェクトに参加することが明らかになった。

IDQのグレゴリー・リボーディ最高経営責任者(CEO)は「当社は同プロジェクトで、量子乱数発生器(QRNG)技術を利用した宇宙認証鍵生成システムを提供する予定」と話した。

IDQは2001年に設立された、量子暗号通信会社だ。SKスクエアのパク・ジョンホ副会長が、通信大手SKテレコム(SKT)の代表を務めていた2016年、技術の確保を目的としてIDQに対する投資を開始した。2018年には約800億ウォン(約83億8104万円)分の持分を取得し、最大株主となった。もともとSKTの子会社だったが、人的分割により昨年からSKスクエアの傘下となっている。

QKD技術は、暗号かぎが盗まれた瞬間に状態が変わるため、ハッカーが侵入してもすぐに検知できる、現時点でもっとも完璧なセキュリティ手段といわれている。欧州連合(EU)は「Eagle-1」を通じて、欧州地域に高度に安全なコミュニケーション手段を構築する計画だ。


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