金副部長は同日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で「最近、看過できないほど度を越えて極めて狂気的な推移を見せている米国と南朝鮮(韓国)の誇示性軍事行動とあらゆる修辞的表現は疑うことなく、われわれが必ず何かを通じて対応しなければならない条件付きを作っている」とし、このように述べた。
金副部長の言葉は、最近、米国の戦略資産が朝鮮半島で米韓合同演習をおこなうことなどをけん制するためと見られる。前日にも米国の長距離戦略爆撃機B-52H(ストラトフォートレス)が西海上空で韓国の戦闘機と合同演習をおこなった。金副部長は「米国と南朝鮮は情勢をこれ以上悪化させる言動を慎まなければならない」と指摘した。
続けて「米国の管轄権に属さない公海と空域で、周辺国の安全を脅かすことなくおこなわれるわれわれの戦略兵器実験に対して、迎撃のような軍事対応を取れば、これは言うまでもなく北朝鮮に対する明白な宣戦布告とみなされる」と警告した。
さらに「米軍が無視して実施する戦略兵器試験発射を、もし第3国が対応を名分に迎撃を試みた場合、米国がどのような反応を見せるかが非常に興味深い」とし、「そのような恐ろしい状況にどのような方法で対応しなければならないということを念頭に置いていたら、自分がどれほど耐え難い途方もない狂った妄言をしたかを悟ることができるだろう」と皮肉った。
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