韓国科学技術情報通信省、500億ウォン規模の宇宙ファンドを組成へ＝韓国

韓国科学技術情報通信部は4月3～7日に、「ニュースペース投資支援事業」の運用会社を募集すると7日、発表した。

「ニュースペース投資支援事業」は、同部が初めて行う事業だ。政府が宇宙分野のマザーファンドに出資し、宇宙スタートアップに投資するためのファンドを組成することが目的となる。

同部はことし50億ウォン（約5億2305万円）をマザーファンドに出資し、計100億ウォン（約10億4611万円）規模のファンドを組成。2027年までの5年間投資を続け、500億ウォン（約52億3055万円）以上のファンドを組成して民間企業への投資を活性化させる。

ファンドは宇宙産業の裾野を広げ、多様な企業が投資を獲得できるよう、対象をロケットや人工衛星だけでなく、宇宙産業に関連するすべての企業と設定した。

長期間の技術開発が必要な宇宙分野の特性を考慮し、投資期間と回収期間をそれぞれ5年と設定している。迅速な投資により目標を達成した運用会社には、管理手当を追加で支給するなどインセンティブを与える。