チャン・ドンユン の最新ニュースまとめ
お茶の間劇場にカムバックした俳優チャン・ドンユンがポテンシャルを爆発させ、勢いのある演技力で好評を得た。
今週初放送を開始したKBS2の新月火ドラマ「オアシス」は、1980年代から1990年代まで激変が続いた韓国を背景に、自分だけの夢と友情、そして人生にたった一度の初恋を守るために激しく身を投じた3人の若者たちの物語を描いたドラマだ。しっかりとした作品性と俳優たちの好演がシナジー効果を呼び起こし、初放送から話題を集めた。
チャン・ドンユンは劇中で明晰(めいせき)な頭脳と澄んだ魂を持っているが、運命に逆らえずゆがんだ人生を送ることになるイ・ドゥハクを演じた。 激動の時代の中で初々しい笑みを浮かべた少年は、続く不運に遭遇し、次第に傷ついた目つきの青年に変わっていく。チャン・ドンユンは渾身の熱演でイ・ドゥハクを生き生きと描き、視聴者の視線をとらえた。
配役に合わせ肌の色を果敢にトーンダウンしたチャン・ドンユンは、70年代の純朴な田舎少年ドゥハクに完璧に変身し、温かい笑いを伝えた。 満員バスに苦しめられたり遅刻して先生に殴られながらもちゃめっ気のある笑顔を隠さず、一目で心を奪われたジョンシン(ソル・イナ)にラブレターを書くドゥハクの学生時代は昔の思い出を召喚させ共感を集めた。
しかし、兄弟のようだったチェ・チョルウン(チュ・ヨンウ)との関係が彼の足を引っ張り、彼の顔から笑みが消え始めた。チョルウンの家に対するドゥハクの父、イ・ジュンホ(キム・ミョンス)の盲目的な忠誠心とチョルウンの劣等感は、全校1位になるほど未来が明るかったドゥハクが殺人の濡れ衣までかぶるほど転落し、残念さを抱かせた。
この過程でチャン・ドンユンは父親の言葉なら無条件に従っていたおとなしい子供だったが、自分の夢を一つずつ諦めなければならない状況に、高まる怒りと悲痛さを目つきと表情に繊細に盛り込んで没入感を高めた。特に、勉強をやめろという父親に怒りを爆発させながらも、ひざまずいて哀願しながら涙を流す場面で、チャン・ドンユンはドゥハクの揺れ動く心情の変化を切々と描き出し、さらに深まった演技の実力を見せつけた。
これに加え、チャン・ドンユンはジョンシンとのケミストリーも合格点を受け、ロマンス職人らしい面貌を誇示した。ケンカにずば抜けた素質を持っているにもかかわらず、ジョンシンの前では照れくさい少年のような片思いモードでときめきを誘発したチャン・ドンユンは、愛するがゆえにジョンシンを諦めるしかないドゥハクの境遇を冷たい口調の裏に痛みがにじむまなざしで表現し、これから繰り広げられるロマンスにも期待を高めた。
このように多様なキャラクターを通じて積み上げてきた幅広い演技スペクトラムを立証し、イ・ドゥハクそのものになって戻ってきたチャン・ドンユンが初回から輝く活躍を見せただけに、今後の展開がより一層気になる「オアシス」は毎週月、火曜日午後9時50分に放送される。
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