ソウル市議会は10日、本会議で‘ソウル市公共交通料金調整計画案に対する意見聴取案’を通過させた。
市議会は地下鉄と幹線・支線バスの基本料金を下半期に300ウォン引き上げるが、距離に伴う地下鉄追加料金と首都圏統合乗り換え割引追加料金は凍結せよとの‘条件付き同意’意見を出した。長距離通行を利用する市民の交通費負担を緩和せよとの趣旨である。
また、経済的脆弱(ぜいじゃく)階層の子どもと青少年の経済的負担を減らすために料金引き上げ幅を最小化し、低い現金利用率を考慮して現金とカード料金を統一せよと提示した。
市は市議会の意見を参考に300ウォン、または400ウォン(約41円)引き上げ案のいずれかで最終調整案を確定する方針だ。4月中に開かれる物価対策審議委員会を経て最終的に確定される。
これに先立ち、ソウル市が提出した料金引き上げ案1案も基本料金を300ウォン引き上げる案だった。これにより300ウォン引き上げが有力だとの展望が出ている。
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