韓国与党「国民の力」のキム・ギヒョン代表は13日、野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表の周辺人物が相次いで死亡したことと関連し、「真実に勝る権力はない」と強調した。

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キム代表はきょう国会で開かれた最高委員会議で、「李代表の周辺を取り巻く死の暗い影と暴力団の影、まるで映画『阿修羅(アスラ)』のように背筋が凍る」と述べた。

キム代表は、「李代表の地方自治体長時代に秘書室長を務めた故チョン・ヒョンス氏が自殺をし、残された遺書には”不利な状況で側近らを捨て責任を部下に転嫁する”李代表に対する寂しさが記されていたという」と指摘した。

また、「部下の過ちに対しても自分が責任を取ると言うのがトップの基本姿勢」とし、「しかし李代表は逆に自分の責任に属する事項まで部下に責任を転嫁し、トップとしての資格自体があるのか疑問」と批判した。

そして、「すでに側近5人がこの世を去った。自分を助けてくれた側近に対する悲報が伝えられる中でも李代表は最高委を開くとキョンギド(京畿道)を訪れ、むしろ検察の捜査を非難した」と言及した。

キム代表は、「間接殺人の責任を取るべき人が、なぜこのようなことができるか」とし、「このような惨憺(さんたん)さは常識を持つ民主党内の一部の議員も感じている」と伝えた。そして、「真実に勝る権力はないという点をもう一度思い出してほしい」と付け加えた。
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