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13日、ソウル南部地検・兵務庁の合同捜査チームは兵役ブローカー(2人)、兵役免脱者(109人)、公務員(5人)及び共犯(21人)など計137人を起訴したと明らかにした。このうち、兵役ブローカー2人、容疑を否認している兵役免脱者2人、ラッパーのnafla、犯行に加担した公務員2人など計7人は拘束起訴した。
合同捜査チームは昨年12月5日から3か月間、てんかん偽装兵役免脱事犯などに対する大規模捜査を展開してきた。捜査結果、108人に達する多数の兵役義務者らはブローカーが用意した「虚偽てんかんシナリオ」をもとに、最初の「兵役判定検査」から「兵役処分変更」手続きまで身体検査のすべての段階で、てんかんを偽装して兵役を免脱したことがわかった。
兵役免脱者の中にはプロバレーボールOK金融グループのチョ・ジェソンやKリーグのサッカー選手などプロ(実業)スポーツ選手をはじめ、ラッパーのラビ(VIXX)、nafla、俳優ソン・ドクホらが含まれた。医大生ら専門職と弁護士、漢方医の子供なども摘発されたと伝えられた。一部の免脱者たちはすでに社会服務要員(4級)の判定を受けているにもかかわらず、完全に兵役を回避するために兵役免脱を試みた。
特にラッパーのnaflaの兵役免脱の捜査過程で組織的な兵務不正の手がかりをつかんだ検察は、naflaと彼の兵役不正を助けたソウル・ソチョ(瑞草)区庁の公務員、ソウル地方兵務庁服務指導官の3人を拘束起訴した。芸能事務所の共同代表など関係者4人は不拘束の状態で裁判にかけた。
naflaは2021年2月から瑞草区庁で社会服務要員として勤務しながら出勤していなくても出勤したように見せかけた。公務員たちはこの過程で公文書である出勤簿を虚偽で作成した疑いをもたれている。
検察関係者は「公正に履行されるべき兵役義務を免脱した兵役忌避者とこれを助けた関連業務担当公務員および共犯、“ブラックマネー”で神聖な兵役義務を汚染させたブローカーなどに責任に相応する刑が宣告されるよう、公訴維持に全力を尽くす」とし「捜査を通じて把握された兵役免脱行為と関連して、兵務庁と持続的に協力して点検していく予定」と明らかにした。
兵務庁は今回の合同捜査結果をもとに△綿密な兵役判定検査体系の構築、△兵役免脱の追跡管理やモニタリング体系の強化、△特司警の職務範囲の拡大及び兵役免脱の助長情報の取り締まり強化、△公正な兵役履行文化の拡散など、多角的に制度改善を推進していく計画だと明らかにした。
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