4人が死亡した「巨済展望台転落死」...集団自殺と結論＝韓国

韓国キョンサンナムド(慶尚南道)コジェ(巨済)市のある展望台の近くでSUV車が木製のデッキを突き破って約200メートル下に転落した事故と関連して、警察が”集団自殺”として調査を終えた。

巨済警察署は今年1月にヨチャホンポ海岸道路の展望台付近でSUV車が転落して、乗車していた4人が死亡した事件を集団自殺と判断し、内部調査を終結したと、13日に明らかにした。

警察は死亡者らの病理解剖の結果と携帯電話のフォレンジックなどを総合したところ、集団自殺であると考えられる事情を多数発見したと説明した。

死亡した4人の搭乗者は、事故前日に現場を訪れて見て回った後に帰宅し、事故を謀議する前まで面識は無かったことが把握された。

また、4人が死亡する前に携帯電話で交わした会話でも、集団自殺を暗示する内容が発見された。

警察関係者は「これらがどのような経路でお互いを知り合ったのかは確認できなかった」とし「他殺の可能性がなく集団自殺と結論付けた」と述べた。

■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556