韓国野党”共に民主党”のパク・ホングン(朴洪根)院内代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党”共に民主党”のパク・ホングン(朴洪根)院内代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党”共に民主党”(民主党)のパク・ホングン(朴洪根)院内代表は、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が訪日を控える中「ドクト(独島、日本名:竹島)まで差し出すつもりなのか」と猛非難した。また「尹政府が打ち出した元徴用工賠償方案は屈辱的だ」と批判した。一方、大統領は今月16日から日本を訪問し、岸田文雄首相と首脳会談を行なう。

パク院内代表は14日午前、国会本庁で開かれた院内対策会議で「日本の外務省は『強制動員はなかった』と公式に否定し、未来志向的な韓日関係うんぬんと言っていた尹大統領は足元をすくわれた」とし「政府の純粋な期待はみじめに踏みにじられた」と語った。

つづけて「日本政府は自国内の島を再集計し、独島を(自国の領土に)含め発表したのに、日本との関係改善のためなら、いまや独島までも日本に差しだすつもりなのか」と批判した。

民主党のキム・ソンファン政策委員会議長も、この日の会議で「二日後に韓日首脳会談が行なわれるが、期待はなく懸念だけが大きい」とし「尹政府の立場は四面楚歌であり進退きわまった状態であるのに、尹大統領は大企業のトップまで動員し対日朝貢外交を強行しようとしている」と批判した。

また「きのう国会外交統一委員会に出席した参考人弁護士は『政府が大法院(最高裁)の判決を否定したのは明白な違憲だ』とし『弾劾事由に該当する』とまで言及した」とし「今からでも元徴用工賠償解決案を撤回せよ」と求めた。

民主党の所属議員たちは去る11日、ソウル市庁前の広場で開かれた「韓国政府の元徴用工賠償解決案糾弾集会」に参加し、13日には国家外交統一委員会全体会議を単独で開き「尹政府の屈辱的・反歴史的元徴用工賠償解決案の撤回および日本政府と企業の謝罪と賠償要求決議案」を採択した。また民主党は尹大統領の訪日前日である15日、大統領室の前で記者会見を開く予定である。

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