カカオ・エンターテインメント、ウェブ小説配信の子会社を4月に清算=韓国(画像提供:wowkorea)
カカオ・エンターテインメント、ウェブ小説配信の子会社を4月に清算=韓国(画像提供:wowkorea)
北米地域でウェブ漫画やウェブ小説関連の事業を手掛ける、カカオ・エンターテインメントの子会社「タパス・エンターテインメント(以下、タパス)」が、4月1日付けで韓国法人を清算し、社員を解雇することが明らかになった。

カカオ・エンターテインメントによると、タパスの韓国法人に発注していた、IT関連の開発業務などのサービス分野を、業務経験が豊富で優れた技術力を持つカカオ・エンターテインメントに移管することが、清算のもっとも大きな理由だ。

タパスはカカオ・エンターテインメントが、2021年に6000億ウォン(約614億7420万円)で買収したタパス・エンターテインメントと、5000億ウォン(約512億2850万円)で買収したウェブ小説配信企業のラディッシュを統合した企業だ。

「ネイバー」も最近、ウェブ小説配信を手掛ける北米子会社「ワットパッド」と、中古品の取引サイトを運営する「ポッシュマーク」の組織再編を行った。ワットパッドは8日(現地時間)、全社員267人中、約16%に相当する42人を解雇する」と明かした。ポッシュマークも2月、数十人のスタッフを解雇している。

IT業界では当分、効率化に向けた大小の組織再編が続くとみられている。景気停滞による成長鈍化とコロナ禍期間に増えた人件費が負担になっているもようだ。


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