握手する盧大統領(右)とラゴス大統領=18日、釜山(聯合)
握手する盧大統領(右)とラゴス大統領=18日、釜山(聯合)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は18日、チリのラゴス大統領と会談し、昨年締結した両国の自由貿易協定(FTA)の成果などを点検し、実質的な協力をさらに強化することにした。
 丁宇声(チョン・ウソン)大統領秘書室外交補佐官によると、盧大統領とラゴス大統領は、韓国とチリのFTA締結が貿易の飛躍的な増大など両国の実質的な協力増進に大きな役割を果たしていると評価した。ラゴス大統領は「FTA締結の成功により、チリ市場で韓国企業が他のアジアの国に比べ有利な立場に立っている。他の多くのアジアの国もチリをはじめ南米諸国とFTAを締結するため努力している」と説明した。盧大統領も両国間のFTA締結や履行による成果に満足感を示し「韓国とチリ間のFTAで韓国は自信を得て、ほかの国とのFTAも積極的に推進している」と述べた。

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 両首脳はまた、北朝鮮核問題の平和的解決の原則と、このため6カ国協議の進展が重要だとの点で意見をともにした。ラゴス大統領は北朝鮮核問題の平和的解決をはじめ、朝鮮半島や北東アジアの平和と安定のための韓国の役割を評価し「朝鮮半島の平和と安定のため積極的に協力していく」と強調した。


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