これによりサムスン電子によるレインボーロボティクスの持分比率は、10.22%から14.99%へと増加した。
同社はさらにレインボーロボティクスと、最大株主の変更を伴う優先買収権(コールオプション)を含む株主間契約も締結した。
コールオプションを行使した場合、サムスン電子はレインボーロボティクスの持分59.94%を確保することになる。事実上の買収だ。
こうした動きは、今後力を入れる事業としてロボットを挙げているサムスン電子が、積極的な事業拡大に乗り出しているためといえる。同社はことし、高齢者の歩行補助機能に特化したロボット「EX1」を発表するとの構想も明かしている。
多足歩行ロボットプラットフォーム技術を保有するレインボーロボティクスと協力して、ロボット事業を本格化すると予測されている理由だ。レインボーロボティクスは現在、二足、四足、協働ロボットなどを開発、提供している。
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