ヒルマン元監督、6年ぶりにKBOリーグ復帰…SSGとコンサルタント契約(画像提供:wowkorea)
ヒルマン元監督、6年ぶりにKBOリーグ復帰…SSGとコンサルタント契約(画像提供:wowkorea)
トレイ・ヒルマン元SKワイバーンズ監督が再び仁川に戻ってくる。

 SSGランダースは22日、球団競争力強化のためにヒルマン元監督とコンサルタント契約を締結したと発表した。

 SSGは「韓米日のリーグで監督、コーチ、選手、フロントなど多様な役職で豊富な成功経験を積んできたヒルマンとコンサルタント契約および協業を通じて、優秀外国人選手検証支援、先進リーグの育成技法およびチーム運営ノウハウ伝授、海外人的交流、コーチ・フロント教育など、多様な分野で球団運営の先進化を図ろうとした」と説明した。

 今回のコンサルタント業務範囲はグローバルなスカウト、選手育成支援、スポーツサイエンス、海外先進リーグの人的ネットワークの構築、教育リーグなど国際業務支援などが含まれる。

 ヒルマン元監督は球団で選定した優秀外国人選手リストをもとに、選手技量はもちろん、人間性、同僚関係、私生活など試合中に確認できない情報を検証するなど国際スカウト業務を支援する。また、外国人選手たちのKBOリーグ適用と成功の確率を多角的に分析して、シーズン中に外国人選手たちと常時、面談しながらリーグ適応をサポートする。

 SSG側は「ニューヨーク・ヤンキース、テキサス・レンジャーズなど、マイナーリーグ監督及び育成ディレクターとして活動したヒルマン元監督の選手育成の専門力量を球団育成に活用する」とし「海外教育リーグ参加、インストラクター招請、選手教育などに先進育成技法を積極的に導入する計画だ」と明らかにした。

 これと共にヒルマン氏はMLB球団が積極的に導入している「スポーツサイエンス」の主な脳波をSSGに伝授する。ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・ヤンキース、ヒューストン・アストロズなどで関連業務の経験をもとに、現場の理解度を高めて活用度を向上する多様な方法を伝える計画だ。

 そのほかにもMLB球団及び関係者たちとの人的ネットワークを通じて、SSGに先進的な運営システム導入、専門人力推進、コーチ・フロント研修連結など様々な分野で支援する。

 ヒルマン氏は「再びSSGと同じ目標に向かって進んでいくことができてうれしい」とし「39年間プロ野球で体得した知識や人的ネットワークをすべて動員して、今シーズンSSG成功に寄与したい」と伝えた。

 一方、ヒルマン元監督は2017シーズンSSGランダースの前身であるSKワイバーンズの監督を務めて、翌年チームの韓国シリーズ優勝を導いた。その後、2019年にマイアミ・マーリンズのコーチと2022年ロサンゼルス・ドジャースの選手育成理事として活躍した。

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